税理士と会計士の違い

よく税理士と会計士の違いって何ですかと聞く人もいますが、結論から申し上げますと全く異なる職種です。
それぞれの特徴などは先に説明していますが、改めて紹介します。
まず最初に税理士と会計士の大きな違いとして資格(どちらも国家資格ですが)が異なります。

●税理士になるには

税理士になるには「税理士試験に合格する事」「関連分野での実務経験が2年以上必要」の2点を満たすことが必要です。
これを満たすことで日本税理士会連合会に税理士として登録手続きが出来ます。
税理士試験の主な受験資格としては下記を参照ください。

・大学・短大・高等専門学校を卒業し、法律学及び経済学に属する科目を一科目以上取得した者
・大学3年次以上で、法律学及び経済学に属する科目を一定数取得した者
・司法試験合格者
・公認会計士試験短答式試験合格者(平成18年度以降の合格者に限る。)
・日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者

●公認会計士になるには

公認会計士にになるには
「公認会計士試験に合格」
「2年以上補助業務を行う」
「ある一定期間の実務補修を受ける」
「修了考査に合格」
の4つを満たす必要があり、これらを全て満たして日本公認会計士協会に登録手続きが出来ます。
ちなみに公認会計士の試験は税理士試験とは異なり、原則だれでも受験が可能です(学歴や年齢制限もありません)

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